パフェ喰いねェ!

 丸々二日間お休みだったのに、いまいち体調が優れず、なんか外も雨だし、結局ぐーぐーと寝て過ごしてしまった。本当はおしゃれをして出かけて、大きなパフェを食べたり、100均でキラキラのラメペンを購入したりしたかったのだが、いたしかたあるまい。長い人生、そういうことだってあるさ。毎回完璧な休日にできなくたっていいよね。でも次のお休みこそは絶対パフェ食べる。覚悟しておけよ。

 

 最後のあがきとばかりに夕方になってからようやく起きだして、ついさっきまで小説を書いていた。たぶん完成することはないんだけどまあそれもいいかなと思う。

 

 意義とか意味とかあまり深く考えず感情と衝動だけを軸にいままでやってきたため、私の人生には未完成な物事や事柄で溢れていて、何かをやり遂げた、というような記憶がほとんどない。逃げ癖、とでも言うのかな。いまだって別に何かが嫌ってわけでもないのに失踪したくてたまらないし、パソコンの電源ボタン長押しするみたいに全部強制シャットダウンできたらどんなにいいかってすごく感じてる。けど、今回は、今回に限ってはそれをしないし、したくない。

 

 なんか今ってたぶん私の人生における転換期というか結構重要な時期で、ここでまた駄目になったらきっと一生変われないままなんだろうな、という予感がすごいある。

 

 全部から逃げ出したいという気持ちも事実としてあるのは否定できないけど、それはそれとして、今の仕事は気に入ってるし彼氏のことも好き、だから出来る限り辞めたくないし別れたくない。けど、もしかしてもしかしてなんだけど、そういう祈りみたいな感情って一方的に抱いていても無意味な場合があったりするんじゃないかってふと気が付いて怖くなった。というのは、一生涯続けるならこれ、と思って就いた職をクビになったり、生まれて初めて絶対別れたくないと思った相手に振られたりすることが、人生にはよくあるんじゃないかってこと。挫折する前に諦めるとか、嫌われる前に身を引くっていうのが自分の中では当たり前になっていたから、情熱が空回りに終わることもある、という新たな可能性にいまさら直面して怯えている。遅いよって思う?そういうの普通は部活とか受験とか就活を通して10代のうちに味わう感覚だろって。私もそう思う。

 

 まあでもだからといってそれをどうこうする術はない、人生はやり直せない。

 

 ビクビクしながらコツコツ目の前のことをこなして、たまには甘いものでも食べて、いつまで経っても完成しない小説なんかを書いたりもして、そうやってちょっとずつ前に進んでいくしかないんだろうなってなんかふと思いました。

 

 という、日記。