2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
第61回短歌研究新人賞応募作 ☆予選通過、2首掲載でした(※が掲載歌) 『光明』 凍らせた百合の花々摘み取って天上のひとミンチ機遊び いつもより酸素が多い朝だからついつい手伸ばす刃物特集 しろいろの侵略戦争受け入れてわたしの眼下もすっかり永遠 敷布団…
☆予選通過、2首掲載でした(※が掲載歌) 『たいくつな水』 わたしから溢るるもので浴槽は羊水として満たされている 名前さえ忘れてしまいそうになるからっぽのままほどかれてたい ふくらんだ腿の産毛は水をはね死体となってしろくゆらめく 肥大するすべてが…