あの夜があったから生きられる、をくれよ

 大声で怒鳴りつけられたとか、煙草の吸い殻を投げつけられたとか、そんなことはわりとどうでもよくて、耐え難いのはもっと全体的なこと、社会との繋がりを断たれてしまったこの現状そのものであり、社会不適合者のくせにニートにも向いていない私は早く新しい働き口を見つけないと潰れちゃいそうです。

 
 実家が嫌ってわけじゃないけど、おばあちゃんの愚痴を延々聞いていると気が滅入るし、田舎特有の停滞感取り残されてる感ってやっぱ好きになれないし、はやくハローワークとか行かなきゃだから、東京に戻らなきゃいけないのは仕方ない。けど、なんだろうな、さみしい。つーか不安?
 
 誰でもいいから誰か抱いてくれよってことをこういうとき必ず思う。ただし既婚者以外。そこは冷静なのウケるな、笑。
 
ひとりでいるといろんな悪い考えが次々頭に浮かんできて死にそうになる、けど、たぶん、たった一瞬誰かに抱きしめられたって現状は変わんないんだよね 。ちゃんと自分が生きられる場所を見つけなきゃ。意味ない意味ない。
 
わかってるから結局自暴自棄にはならない。何年か前、失恋した記念に大好きな女友達と呑んでチュープリ撮った夜のこととか思い出してどうにかするよ今回も。